大矢 明香
大矢 明香
絵画/造形/空間
【作者の思い】
本来、人間の本分は「創造と想像」であると考えてきました。
「創造と想像」で皆が自ら湧き出た考えを世の中に表現し、後世に残してきた結果が今もこの世を造りあげています。
私の「創造と想像」で創り上げたい世界は、「思考的自立の世界」です。
自分の中にあるさまざまな感情をもっと肯定できる世界であってほしいと思います。

【感情のゆらぎを捉えた、自分の人間らしさと呼応する作品】
私の作品は「日常の目の前にある当たり前に対する気づきや啓発」を目的としています。
アートは長年、美しいものを描くことを「良し」とする認識が人々の間に持たれている1種の共通概念ですが、私の中の表現したいアートは「人間らしい思考の揺らぎを捉え、描くこと」です。
たとえば、満員電車では我先に席を確保しようとしながらも、ご年配の方を見かけると席を譲らなければと思う時の思考のゆらぎ。
自分が席に座りたいという欲望と人にどう思われるかを気にしている理性の中に人間らしさが伺えます。
そんな人間らしさに愛しさを感じます。
なので私の作品を通して、誰もが実は日常の中で見過ごしてきた当たり前の1つ1つから意味を見出し、その瞬間について改めて考える契機となることで、人々が今までより深く、物事を考え、強く生き抜く力を持つきっかけにしてほしいのです。
そういう意味でも私のアートは一人で生み出せるものではなく、見ていただく人と私の作品との呼応の中に生まれるものの中に私が目指したい本当のアートがあるのでより多くの方に作品と会話し、自分の感情のゆらぎを感じていただけると嬉しいです。
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