2019.04.05
粘菌学者 南方熊楠を題材とした新しいSFストーリーが4/18に発売決定!
第2回ハヤカワSFコンテスト大賞、第49回星雲賞日本短編部門など数々の賞を獲得している新進気鋭のSF作家 柴田勝家氏による、新たな作品が4/18(金)に発売されることが決定したしました。

文化人類学の研究者でもある柴田氏が、今回取り上げた題材は「粘菌」と「AI」。
世界で名を轟かし、これまで多くの研究者を魅了してきた粘菌学者の南方熊楠にスポットを当て、AIの可能性を歴史ロマンで描き出します。

(書籍あらすじ)
昭和2年。稀代の博物学者である南方熊楠のもとへ、超心理学者の福来友吉が訪れる。福来の誘いで学者たちの秘密団体「昭和考幽学会」へと加わった熊楠は、そこで新天皇即位の記念行事のため思考する自動人形を作ることに。粘菌コンピュータにより完成したその少女は天皇機関と名付けられるが――時代を築いた名士たちの知と因果が二・二六の帝都大混乱へと導かれていく、夢と現実の交わる日本を描いた一大昭和伝奇ロマン