Caturanga
サイズ:870×1200mm
技法、画材:版画 リトグラフ
制作年:2012年
説明:人は様々な出会いを繰り返しながら生きている。自分の暮らす日常と別の日常、その二つが出会うことで、新しい世界や価値観が広がる。そして人、物、場所などその出会いの中で、日々が豊かに彩られていく。
2つの場面が重なり合った作品で、その出会いが生み出す不可思議さを表現している。またチェスの駒や家のモチーフは出会いの象徴として描かれる。
作品名のCaturanga(チャトランガ)は古代インドのボードゲーム。作品にも描かれているチェスおよび、日本の将棋のルーツであるといわれている。
このことから遠く離れた物たちを繋ぐシンボルとして作品名とした。

日本版画協会 第80回記念版画展 入選(賞候補選出)